NPO法人

症例・研究報告

表題 卵管障害による不妊症の女性
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 不妊症の相談を受けた。病院の検査では右卵管狭窄・左卵管閉塞の診断を受けている。
 問診では最高血圧115、最低血圧85。足が冷え、性周期30日、生理期間4日間とやや短めです。基礎体温を見ると低温期・高温期を含め全体的に低め、低温期から高温期へは緩やかなカーブで体温が上昇しており卵管以外にも問題があると思われる。
 糸練功で調べると脾の臓陰証0.5合Vに六君子湯証を確認。六君子湯とスクアレンを選択投与する。スクアレンは六君子湯の働きを助けるのみではなく、ホルモンの原料にもなりホルモン関係が潤滑に動く可能性がある。

 1ヵ月後、4合Tに改善。
 その後、毎月改善し3ヵ月後に6.5合+(4)。
 4ヵ月後、8合+(1)に改善。「妊娠した可能性がある」との連絡がある。それから4日後、「妊娠しました」の連絡。糸練功で妊娠状態を確認すると、流産の症である肝の臓陰証を4合に確認、当帰芍薬散を投与。

 妊娠7週目、糸練功で調べると流産の症が3.5合に悪化。「無理をすると出血をする可能性が出てきます。出来るだけ無理をしないように」の連絡と同時に当帰芍薬散を1.5倍に増量し投与する。
 その後妊娠5ヶ月まで服用し無事に漢方治療を終了する。

 最近気付いたことであるが、卵管障害のある人には卵巣から卵管に掛けて「古血」の症が併発していることが多い。


報告日付 2004年8月1日
報告者名 太陽堂漢薬局 木下順一朗
報告者 E-mail
報告者 HP http://www.taiyodo-kanpo.com/